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湯河原文学賞

ページID:0014388 更新日:2025年11月4日更新 印刷ページ表示

湯河原は、国木田独歩、夏目漱石、島崎藤村、芥川龍之介、山本有三、谷崎潤一郎など近代文学史の上で活躍し、数限りない名作を残した文豪が多く訪れました。このように多くの文人墨客に愛された温泉地・湯河原の文化を全国に発信し、歴史文化を観光資源の一つとして地域の活性化につなげることを目的に、2001年記念事業の一つとして、『湯河原文学賞』が始まり、平成13年度から実施しています。

俳句の部

第24回作品募集

令和7年6月2日(月曜日)から9月19日(金曜日)まで「光」をテーマに俳句を募集し、全国から5,101句の応募がありました。

皆さまからのたくさんのご応募、誠にありがとうございました。

俳人・黛まどかさんによる選考の結果、16作品が入賞しました。受賞作品は次のとおりです。

第24回湯河原文学賞 受賞作品
部門・賞 俳  句 氏名 住所・学校名
一般の部 最優秀賞 浮き出でて光まみれの泳ぎの子 ​沼宮内薫 神奈川県横浜市
一般の部 優秀賞 獅子舞のあとの玄関ひかり満つ 永井克明 福島県会津若松市
高校生の部 優秀賞 うつむけば春の光の轍かな 藤浪 あい 北海道釧路江南高等学校
高校生の部 優秀賞 乗客やみな夕虹を向いてをり 柳井仁 慶應義塾湘南藤沢高等部
小・中学生の部 優秀賞 太陽がぼくらの汗をかがやかす 二見珀多 湯河原町立湯河原小学校
小・中学生の部 優秀賞 ひた泳ぐ光る水面をかきわけて 木村瞬 東海学園東海中学校
一般の部 入選 心太突いてひかりの渦を盛る 川野忠夫 群馬県伊勢崎市
一般の部 入選 朝日まだ届かぬ芋の露光る 田畑 ヒロ子 神奈川県足柄上郡大井町
一般の部 入選 新米の両手に掬ふ光かな 生沼裕美子 神奈川県南足柄市
一般の部 入選 マラソンの踏ん張りどころ風光る 山田凍崖 神奈川県相模原市
一般の部 入選 杣小屋の一灯残し山眠る 清水 呑舟 神奈川県茅ケ崎市
一般の部 入選 光りつつ雫となりぬ軒つらら 荒井千代子 新潟県新潟市
一般の部 入選 さてどこを始めとするか走馬灯 薬袋太一 山梨県中央市
一般の部 入選 しゃもじ入れ新米の艶溢れ出す 紅紫 あやめ 愛知県犬山市
一般の部 入選 蛍の一つを母と思ひたし 西岡青波 神奈川県茅ケ崎市
一般の部 入選 空っぽのベッドに届く月明り 竹原 はるえ 大阪府大阪市

 

湯河原文学賞 俳句の部 最優秀受賞作品一覧

 

第24回湯河原文学賞 入賞作品展の開催

 第24回湯河原文学賞での入賞作品を、書作品として次のとおり展示します。

 ※展示内容は会場により異なります。

町立湯河原美術館 

展示期間 

令和7年11月21日(金曜日)~11月30日(日曜日)

※25日(火曜日)および26日(水曜日)は、美術館が休館日ですのでご覧いただけません。ご注意ください。

展示内容(予定)

書道作品展 書道作品展

※写真は第23回展示の様子です。

湯河原駅改札横

展示期間

令和7年12月5日(金曜日)~12月14日(日曜日)

展示内容(予定)

書道作品展 書道作品展

※写真は第23回展示の様子です。

小説の部

※小説の部は、令和元年度をもって終了しました。

湯河原文学賞│小説の部 最優秀賞受賞作品一覧