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湯河原観光ボランティア

ページID:0002000 更新日:2024年11月6日更新 印刷ページ表示

湯河原観光ボランティア

この湯河原の地に湧き出でる温泉は、古くは万葉集にも詠まれた歴史ある温泉です。
 湯河原温泉郷と湯河原梅林は「美しい日本の歴史的風土準100 選」に、また、湯河原万葉公園は「日本の歴史公園100 選」に選ばれています。
 このように、湯河原町は歴史的・文化的資産豊かな自然環境を有する温泉観光地として、多くの方々が訪れています。
 中世には、地元の豪族、土肥次郎実平が源頼朝を助け、鎌倉幕府創建に多大な功績を残しました。
 また、明治以降は、多くの文人・墨客が静養や執筆に訪れ、昭和の時代に勃発した2月26日 事件の際には、東京以外で唯一、襲撃の舞台となっています。
 この歴史と文学や温泉の町「湯河原」を、私たちと一緒に探訪してみませんか?

 

 湯河原観光ボランティアは、平成13年に発足し、令和3年に創立20周年を迎え、令和4年1月にこの記念誌を発行しました。 令和6年5月の会員数は36名です。

 今後も観光ボランティアとして初心を忘れず、湯河原を訪れるお客様に湯河原の魅力を知っていただき、喜んでいただけるように、活動していきます。

 

観光ボランティア総会集合写真

 

 

創立20周年記念誌 [PDFファイル/27.7MB]

 

観光ボランティアガイド

観光ボランティアのガイドは、2種類あります。

(1)予約ガイド 事前に予約が必要でガイド料が有料のガイド

(2)待受けガイド 事前予約不要、当日申込でガイド料無料のガイド 

(1)予約ガイド

 ※1週間前までに、地域政策課に予約が必要で、人数により以下のガイド料が必要です。

ガイド料金

  • 1人~10人までで 1コース 1,000円
  • 11人~20人までで 1コース 2,000円
  • 以下、1人から10人増すごとに1,000円を加算させていただきます。

公共機関の視察や研修、小・中・高校生の見学等につきましてはご相談ください。

最小催行人数

1人

予約方法

ガイド案内を希望される日の1週間前までに、役場開庁時にお電話にてお申し込みください。

ガイド案内の開始時間は9時30分~14時30分の間で承ります。

※町役場でご予約を承った後、観光ボランティアから確認のお電話をかけさせて頂きますのでご了承ください。

【連絡先】
 湯河原町役場地域政策課
 0465-63-2111(代表)

【受付時間】
 平日8時30分~17時15分

ご予約いただく方へのお願い 屋内を案内する主要コース4「光風荘館内案内」をのぞいて、他のコースは1km前後の道を歩きます。
所によっては坂道、段差もありますので、お一人で歩行の困難な方、ベビーカーでのご参加はご遠慮下さい。
またペットの同伴もご遠慮下さい。

各コースのご案内(要予約)

※ ご予約は、1週間前までにお申し込みください。
予約受付、問合せについては、湯河原町役場地域政策課(0465-63-2111)へ
平日の8時30分~17時15分の間にお電話ください

主要コース1 万葉公園散策コース  

  ■所要時間 約1時間

 万葉公園は、温泉場の中心にあり、湯河原温泉が万葉集に詠われていることから佐佐木信綱先生の提言で名付けられ、「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。自然と温泉、歴史文化を楽しむ公園として、1年余の再整備工事を経て、令和3年4月に生まれ変わりました。
 湯河原温泉の成り立ち、万葉公園が出来た経緯等を案内板、記念石碑等に基づきご説明します。

 
万葉歌碑
(佐佐木信綱撰・竹内栖鳳書)
「足柄の土肥の河内に出づる湯の世にもたよらに子ろが言はなくに」(万葉集巻き14・相聞歌3368・詠み人知らず)と詠まれ、万葉公園のシンボル的な歌碑です。
万葉亭 堀口捨己設計の茶室、新しい茶室の創造を目指し、外観は万葉集の趣を再現しようとしています。
渓流沿い散策 対岸に滝を臨む渓谷沿いには、多くのテラスがあり、渓流を眺めながらお弁当を食べるのにも適しています。
国木田独歩の碑 「湯ヶ原の渓谷に向かった時は、さながら雲深く分け入る思いがあった。」と刻されています。碑文は、湯河原温泉への先駆けの文人・国木田独歩の短編小説「湯河原ゆき」の末文です。
熊野神社 湯と健康の守護神である湯権現を祀り、源泉手水もあります。
東郷元帥の碑 万葉公園の前身の養生園で静養の東郷元帥から当主への感謝の碑があります。

 

主要コース2 土肥実平館跡から菩提寺を訪ねる

  ■所要時間 約1時間

土肥実平は、郷土が生んだ唯一の武将です。智勇に秀で源頼朝公を助けて鎌倉幕府の創設に貢献しました。
その実平の館跡と菩提寺「城願寺」を訪ねます。

実平夫婦像と館跡 実平夫婦像が建っている場所は、お庭平と呼ばれ実平の館があった所と言われています。
その後ろの小高い丘には実平の菩提寺「城願寺」があり、城山の頂上には、土肥城跡があります。
城願寺境内のビャクシンの大樹 樹齢850年以上と言われ、高さ20メートル余り、幹周り6メートル余りの大樹です。
昭和14年に国の天然記念物に指定され、実平の手植えとも言われています。
七騎堂 頼朝と頼朝を守った6武将の木像(高さ30cm余り)七騎を祀った堂宇です。
お堂の中には、源頼朝公、土肥次郎実平、土屋三郎宗遠、岡崎四郎義実、新開荒次郎実重、安達藤九郎盛長、田代冠者信綱の木像が鎮座しています。
土肥一族の墓 墓所は10坪ほどの広さで、中には66基の墓石があり、五層の鎌倉様式の重層塔・五輪塔・宝篋印塔などがあり、一墓所に各種の墓型が見られるのは、関東では珍しく、神奈川県指定史跡となっています。
土肥次郎実平顕彰碑 鎌倉幕府創設に貢献した実平の業績を称える碑です。

 

主要コース3 湯河原温泉散策

  ■所要時間 約1時間

湯河原美術館から湯元通りを経て藤木川沿いを伊藤屋旅館まで、湯河原温泉の歴史、文化を訪ねます。

町立湯河原美術館(旧天野屋旅館) 夏目漱石が宿泊した旅館を改装して出来た美術館です。展示作品は近代日本画家の竹内栖鳳、安井曾太郎のほか平松礼二の常設館があります。
湯元通り(栖鳳通り) 湯河原温泉発祥の地であり、この通りを竹内栖鳳が散策しました。また国登録有形文化財で現存する湯河原温泉最古の旅館上野屋があります。
藤木川沿い 国登録有形文化財の富士屋旅館、藤田屋旅館、島崎藤村ゆかりの宿伊藤屋旅館等老舗旅館が立ち並んでいます。また、藤木川沿いの源泉櫓・タンク・パイプで町の温泉管理システムが分かります。

 

主要コース4 光風荘(2・26事件の舞台)館内案内

※光風荘館内案内については、土・日・祝日の予約ガイドは行っておりません。土・日・祝日に光風荘へ入館したい場合は、待受けガイドをご利用ください。

※令和6年2月26日(月曜日)は光風荘の特別開館があるため、予約ガイドの受付は行いません。

  ■所要時間 約40分

昭和11年2月26日、日本近代史上未曾有のクーデター未遂事件「2・26事件」が発生しました。その時、東京以外で唯一の現場となったのが、湯河原の「光風荘」です。
その現場「光風荘」を展示の遺品や資料を通してご案内します。

第一展示室
(湯河原襲撃)
  • 襲撃された牧野伯爵の経歴等、孫娘で吉田茂の娘麻生和子の事件回想の手紙、護衛で殉職の皆川巡査愛用の万年筆
  • 襲撃隊長河野大尉の出自、自決に用いた果物ナイフ、遺書、兄に自決を促した実弟からの手紙
  • 牧野伯爵達を救出の岩本亀三の県知事からの感謝状とその時打ち鳴らそうとした半鐘
  • 襲撃隊の副官水上源一の辞世の句・妻へのメッセージなど
第二展示室
(2月26日事件全般)
  • 2月26日事件を報じた当時の新聞
  • 決起した青年将校達の写真と殺害された大臣と警察官の写真
  • 「兵に告ぐ」の原稿と録音、「下士官兵に告ぐ」ビラ
  • 刑死した将校の残した詠墨
  • 関連資料([国家改造法案]等)

 

主要コース5 湯河原梅林散策(梅の宴開催期間中のみ期間限定)

  ■所要時間 約1時間​

幕山の柱状節理の岩壁を背景に、紅白の梅28種4,000本の梅が咲く湯河原梅林内をご案内します。

(2)待受けガイド(当日申込制)

光風荘〔2・26事件の舞台〕館内案内

所要時間 20分~40分
実施日時 毎週土曜日・日曜日・祝日(年末年始を除く)
10時00分~15時00分(14時30分受付終了)
費用 無料(入館料なし/寄附歓迎)
受付方法 ガイド当日、受付で氏名、簡単な住所(番地等詳細は不要)を記入していただきます。

 

(3)その他

錦秋の湯河原「もみじの郷」観光案内について

日  時

令和6年12月4日(水曜日) 午前10時00分 ※荒天の場合 12月6日(金曜日)に延期

集  合

奥湯河原バス停
コース内容

池峯橋 → もみじ山 → もみじの郷 → 池峯池 → 万葉郷/万葉公園 (約4km)

費  用 1人500円(保険料込み) ※当日現地で集める
定  員 20名程度(高校生以上)
申込方法

11月19日(火曜日)までに代表者氏名、電話番号、人数を下記連絡先までご連絡ください。

湯河原町役場地域政策課企画係
電話:0465-63-2111(内線232・233)
受付時間:8時30分~17時15分

参  考 もみじの郷パンフレット [PDFファイル/826KB]

湯河原観光ボランティア会員募集について

湯河原の観光案内や町の観光行事への協力をボランティアで行う会員募集をしています。

活動は日常生活の負担とならない範囲で柔軟に対応していますので、地域活動に興味のある方や人とふれあう事が楽しく感じる方等、ぜひご応募下さい。

入会方法はこちらをご確認ください。

 https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/soshiki/17/1999.html

魅力ある町づくりを目指し、その一員として一緒に活動してみませんか。

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