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野生のサルやイノシシなど野生動物に注意してください
サルやイノシシなど野生生物に注意してください
日常的に出没を繰り返し、農作物や生活上の不安を与えているサルやイノシシに対し、町では対策として、追い払い用花火(爆竹、ロケット花火)を配布しています。
ご希望の場合は、農林水産課へお問い合わせください。
野生のサルについて
湯河原町周辺には、約30頭のニホンザルが生息しています。
1年を通して、温泉場や宮上、宮下、城堀、鍛冶屋、吉浜、川堀地区に野生サルが頻繁に出没します。
また、サルの中には女性や高齢者、子どもに威嚇をし危害を加えてくる個体もいます。追いかけまわす等の行為はしないようにしてください。
もし、サルが現れたら、目を合わせず、背中を見せないように後ずさりしながら離れましょう。
サルによる被害を防止するには
サルに人間の食べ物を与えないでください。
人間の食べ物の味を覚えると、人から食べ物を奪い取るようになり、山に帰らず人里に住み着いてしまいます。
- 果実や野菜クズなどは戸外に置いたままにしておくと野生動物のエサとなってしまいます。
適切な処理をしましょう。 - サルが引き戸や網戸を開け、家の中に入ってくることがあります。
引き戸や網戸は開けられないように鍵などをかけましょう。
果実などの実のなる木及び野菜等について、収穫に適した時期等がありますが早めに収穫するようにしましょう。(写真は、野生のサルの親子が畑のかぼちゃを持って逃げている写真です。)
農作物被害を防止するには、畑付近で談笑したりすることも畑を見張っていることになり、地域の皆さんが集団で散策することも追い払いになります。
サルの捕獲には許可が必要です!
町では神奈川県の許可を得て、檻を設置してサルの捕獲をしています。捕獲後「人間は怖いもの」と認識するよう、学習をさせてから山に放しています。
※西湘地域のニホンザルは神奈川県により絶滅の恐れのある野生動物として指定されており、許可なく捕獲することは禁止されています。
(写真は、農作物に被害を与えたサルを捕獲した写真です。)
野生のイノシシについて
近頃、イノシシのよる畑や庭の掘り返し、農作物の食害などの被害がでてきています。
町では、対策として猟友会や農業者によるイノシシの捕獲を実施しています。
※罠の設置には町の許可、罠猟免許が必要です。
イノシシによる被害を防止するには
- イノシシを敷地内へ侵入させないように、周りを柵などで囲いましょう。
- 果実や野菜クズ、生ゴミなどはイノシシを呼び寄せる原因になります。
適切な処理をしましょう。
イノシシ被害防止、注意点まとめ[PDFファイル/270KB]
町では、農家の方を対象に、農地の鳥獣被害防止のための捕獲・防除資材の購入費用を補助しています。
くわしくはこちらをご覧ください。
イノシシに出会ってしまったとき
罠にかかったイノシシ親子
イノシシは本来、臆病で注意深い動物です。
大きな声や物音で驚かすと襲ってくることがあります。遭遇してしまったときは、目を合わせず、ゆっくりと後ずさるようにしてその場を離れてください。
また、イノシシの子どもを見かけたときは、近くに親イノシシがいるので近寄らないでください。