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秋の臨時国会が始まり、早々に大臣の退任劇となりました。
9月1日の湯ったりトークで少し触れましたが、「旧統一教会問題」に質問が集中しています。
そんな中、10月25日の衆議院本会議における「野田元首相の故安倍晋三氏への追悼演説」を、報道と新聞紙面にて目にいたしました。
受け止め方は人それぞれかと思いますが、私はとても立派な演説だったと、素直に思ったところであります。正に、述べ説いた感であります。
首相経験者同士ならではの内容で、普段聞き慣れない言葉もありましたが、お互いの立場を尊重した上での論戦の思い出。そして、今だからこそ言えるエピソードなど、興味深い部分も多々ありました。
国会のみならず、政治の場の論説は多々ありますが、政治家の発する言葉はとても重たいものと言われ、なおかつ、最大の武器とも言われます。
今回の野田さんの演説と、他の政治家の発言とを比べる事はいかがかとは思いつつ、そして、私自身も他人様の事を言える資格もないと自覚しておりますが、多くの政治家の言葉の軽さが気になっていた折りに、久しぶりに「本物」の演説に接し、良い意味での「昔ながらの雰囲気」に感動し、思わず書かせていただきました。
テレビで聴いたコメントをお借りすると、「与野党の区別なく、国会が一つになった演説でした」ね。
安倍さんにどの様に届いたかが、とても興味深いところです。
10月27日執筆