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特別警報について

ページID:0001905 更新日:2021年12月3日更新 印刷ページ表示

 気象庁は、大雨や津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけていますが、警報の発表基準をはるかに超える異常な災害が起こる可能性の高い時には『特別警報』が発表されます。

 『特別警報』が発表されたら、身の安全を第一に考えて最善を尽くしてください。

どのような状態になると『特別警報』は発表されるか

 より甚だしい大雨や大きな津波等が予想され、重大な災害による危険性が高まっていることをお知らせし、特別な警戒を呼び掛けるために『特別警報』を発表します。

 特別警報の対象とする現象は「東日本大震災」、我が国の観測史上最高の潮位を記録した「伊勢湾台風」の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらした「平成23年台風第12号」の豪雨等が該当します。

災害の種類 特別警報発表の条件
大雨  数十年に一度の降雨量となる大雨、または数十年に一度の規模の台風による大雨が予想される場合。
暴風、高潮、波浪  数十年に一度の強度の台風や温帯低気圧が、暴風、高潮、高波を誘発すると予想される場合。
大雪  数十年に一度の降雪量の大雪が予想される場合。
暴風雪  数十年に一度の強度の台風や温帯低気圧が、暴風と雪を伴うと予想される場合。
津波

 3メートルを超える津波が予想される場合(大津波警報)。

火山噴火  居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が予想される場合(噴火警報(居住地域))。
地震  震度6以上の大きさの地震が予想される場合。

『特別警報』が発令されたら

 『特別警報』が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。屋外の状況や、町の避難指示の発令・勧告等に注意し、ただちに命を守るための行動をとってください。

災害の種別 特別警報が発表された際の対応方法
気象警報
(大雨、暴風、高潮、波浪、大雪)
 ただちに避難所へ避難するか、外出が危険な場合は家の中で安全な場所にとどまりましょう。
 普段から避難所の場所、避難経路を確認しておくことが重要です。
大津波警報(3m以上)  海岸や川沿いにいる人は、ただちに安全な高台やビルなどへ避難してください。
 東日本大震災では10mを越える津波が押し寄せました、その教訓を踏まえてより高い場所への避難を心がけましょう。
噴火警報(居住地域)  レベル4は警戒が必要な地域での避難準備が必要なります。また、要援護者は避難等が必要です。

緊急地震速報(震度6弱以上)

 緊急地震速報が、テレビ、携帯、ラジオなどで専用の音を伴って流されます。
 この速報から数秒から数十秒後に強い地震がきます、周囲の状況に応じて、あわてず騒がずに、身の安全を守りましょう。

 大雨等の被害を防ぐには、時間を追って発表される注意報、警報やその他の気象情報を活用して、早め早めの行動をとることがあなたや家族の命を守ります。

特別警報の詳細は、気象庁ホームページでご確認ください。

特別警報について<外部リンク>

お問い合わせ先

気象庁 横浜地方気象台防災業務課 045-621-1999

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