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乳児・新生児に対する異物除去方法

ページID:0001766 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

乳児・新生児に対する異物除去方法(食物などが口などに詰まった場合の処置)

 小児(1歳以上)に対する異物除去の方法は、成人に対する場合と同じです。

1歳未満の乳児・新生児について、異物による気道閉塞が疑われる場合の方法

1 意識がある(刺激に反応する)場合

背部叩打法で背中を5回叩きます。これは、片腕の上に腹ばいにさせて、頭部が低くなるような姿勢にし、顎を手に乗せた後、突き出すようにします。もう一方の手の付け根で背中の真ん中を5回叩きます。

ポイント

乳児・新生児に対しては、ハイムリック法を行ってはいけません。

2 その後、胸骨圧迫心臓マッサージを5回行います

乳児の後頭部と背中をささえ、両腕ではさみ、上向きにひっくり返します。ひっくり返した乳児をもう一方の片腕に乗せて、引き続き頭を低く保った状態で、2本指で胸骨圧迫心臓マッサージを1秒間に1回の割合で5回行い、これで異物が出なければ、背部叩打5回と胸骨圧迫心臓マッサージ5回を繰り返します。
もし、意識がなく、ぐったりしたときは、すぐに119番通報し救急車を呼びましょう。

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